白い部屋/THE KISEI 寄生

0519[韓国]★4/イ・ウンジュ チョン・ジュノ ケ・ソンヨン
主役のイ・ウンジュは最近自殺した女優さんです。
それはともかく、この作品はホラーというミステリー…いえ、ミステリー色の強いそんなに怖くないホラーといったほうがいいでしょうか。でもその両方とも中途半端ではっきり言えば駄作になってしまっています。
この作品は監督と脚本家は別のようで、脚本家のかいたごくありきたりなミステリーに監督が手を加え、なおかつ商業的にホラーに無理矢理持って行ったと言うような感じです。しかもラストの意味深なカットはそれこそよくある感じです。意味もない意味深風ラスト。
ある産婦人科のサイトを見たものが15日後に死んでしまう…ん?どこかで聞いたような?
しかも妊娠などしていないのに、はらんだ状態で死んでいる。結局は産まれたかったけれど、堕ろされてしまった子どもたちの怨みが主題になっているようです。そのよくあるテーマに、いろいろくっつけていったので、訳の分からない物語になってしまいました。でもオリジナルシナリオはもっとつまらないらしいです(;^_^A
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ホラー
復讐者に憐れみを

0518[韓国]★4/ソン・ガンホ シン・ハギュン パク・チャヌク
出ました!韓国映画にたまにある「頭おかしいんじゃないか?」作品です。以前にもシン・ハギュンの「地球を守れ!」っておかしいのがあったし、「親切なクムジャさん」だって半分はこのジャンルだ。
この作品には「復讐者」がふたりいます。主人公ソン・ガンホ演じる聴覚障害者の青年リュウと彼が勤める工場の社長ドンジンです。
ざっとの内容は、リュウには腎臓病の姉がいて、自分の腎臓を提供しようとするも不適合。しかもリストラで工場を解雇されそれが不幸の始まりになります。臓器密売に話を持ちかけるも、退職金と自分の腎臓まで奪われてしまいます。そいつらにはきっちり復讐するのですが、この辺りから監督の異常性が垣間みられてきます。
結局すべてを失い途方に暮れているところに、社会革命運動にかぶれていた恋人のヨンミ(ペ・ ドゥナ)の「無事に返せば誘拐なんて犯罪じゃない」という言葉に乗せられ、ドンジンの娘を誘拐します。どんどん深みにはまっていきます。
しかもその娘は…。しかも自分の責任で犯罪に走ったことを知った姉は…。しかも恋人は…。もうどうしようもない状態です。
しかしあくまでも犯罪者ですから私は「憐れみ」は抱きません。っていうか、抱かないようにしています。もうひとりの復讐者の社長には「復讐者に憐れみを」です。
「親切なクムジャさん」もそうですが、将来的にはわかりませんが、いまの日本の感覚ではこういう作品は生まれないでしょうね。
本作→「オールド・ボーイ」→「親切なクムジャさん」と続くパク・チャヌク監督の“復讐三部作”の第一作目、と言われていますが、こういう宣伝文句はあまり信用しないほうがいいです。
血の弱い方には絶対おすすめ出来ません。
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ドラマ
どろろ

0517[日本]★4/中井貴一 原田芳雄 中村嘉津夫
途中(ちょうど半分くらいかな?)まではおもしろかった。さすが「HERO」のチン・シウトンアクション監督、スピーディーで美しい!って感じでした。
でも後半、父親の景清の城からテンポも落ち、殺陣もいまいち、話もありきたり、ラストはもちろんしっかり続編に続くことを明示(暗示ではない)し終了。続編は何?妖怪退治に明け暮れる?それでは飽きるし…ってもう続編に興味は行っているってことは本作はあんまり…ということになりますね。
確か原作ではどろろが女だってことはかなりあとのほうでわかるはずだったけど、本作では早いです。それほど意味もないような扱いでした。なんか違うぞ。
柴咲コウさんは頑張っていますが、その頑張りがやけに後半になって耳について来ました。やはりどろろ役は少年少女を使ったほうが良かったのでは?と思います。そのほうが後々の広がりや、もしや?という謎の部分も秘めることが出来、続編に期待が持てたような気がします。百鬼丸役の妻夫木君はまあまあでした。
原田美枝子も妖怪に変身するとばっかり思っていたので、そうではなくちょっとガッカリでした。原田美枝子さんってなんか妖怪っぽいですよね^^
原作の漫画をリアルタイムで読んでいましたが、なぜか「鯖目様」がずっと頭の中にトラウマのようにあります。何でだろう?〈公式HP〉
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アクション
Mr.Boo 鉄板焼

0516[香港]★4/マイケル・ホイ サリー・イェー
もと我がマドンナのサリー・イェー/葉蒨文(以前はサリー・イップ)。その若い頃の作品です。「Mr.Booシリーズは世間がいうほどおもしろくない」と周りは言います。確かにそうで、昔の香港映画にあるくだらなすぎるギャグと無意味な暴力、バラバラな展開なのですから、腹を抱えて笑える訳がありません。でもコメディー映画なんて所詮そんなもんで、「Mr.Bean」だってそんなにおもしろくないし、考えてみるとこのジャンルにあまりこれといった名作はないように思います。特に邦画のコメディーって。。
内容はともかく、サリーを見ていればそれでOKです。ただいまいちよくわからないことが…いままで主人公に好き好き言ってたサリーが、突然その友人を誘惑し始めます。そのきっかけがまるで見当たらないのです。無茶な展開何でもありです。
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コメディー
フー・アー・ユー? Who r u

0515[韓国]★4/イ・ナヨン チョ・スンウ
数少ないイ・ナヨンの作品にまた出逢えました^^
チャットゲーム“フー・アー・ユー”の企画者・ヒョンテは、掲示板に“フー・アー・ユー”を誹謗する文を書き込んだ謎の女性の存在が気になり、正体を探っていくうちに彼女に惹かれていく。
現代ならではのチャットという顔も素性もわからない相手とのやりとり。そして気持ちの揺れ動き、恋愛に発展していく過程。もしかしたらそれがとなりのひとかも?という期待と不安感。インターネット関連って映画としてはいろいろと面白く出来る選択肢満載のグッズですよね。
でもいつも思うのですが、結局その相手がイ・ナヨンのような美人であるはずもなく、やっぱりドラマはドラマだなというどうしようもないジレンマに全員が襲われ、まあそれはしょうがないことと押し殺してしまう辺りで、まだドラマ、特にトレンディドラマが成立していける要因でしょうね。
彼女インジュは自分ヒョンテ自身ではなく、彼の創り出したアバター(着せ替え人形的自分のキャラ)メロに恋してしまいます。ヒョンテは自分のアバターにジェラシーを感じて、ついに自分がメロであることを告白しようとするのですが…
歯の浮くような愛情表現もありますが、まあ、イ・ナヨンにハズレなしです。
彼女はかわいらしさと美しさと両性の部分も兼ね備えていて、幅広くいろいろな役がこなせる役者さんじゃないかと期待しています。彼女を嫌いと言う人はいないんじゃないかとも思えてしまうほど好感が持てます。それはただ単にいままでの作品の影響かもしれませんが。
ネット上ではareをr、youをuとして特にチャット上では使われているようです。確かにそのほうが速い!ほかにもLOLとかもありますが、日本の顔文字はほとんど日本でしか使えませんが、その含んだ意味と表現力からもすばらしいと思います。
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ドラマ
カラー・オブ・ペイン 野狼

0514[香港]★4/レオモンド・ウォン テレンス・イン サム・リー
澤田謙也演じる一匹狼の殺し屋・龍也が、一発の弾丸を頭に受けた影響で目に映る景色が白黒でしか見えなくなってしまうのですが、死と紙一重の刺激で色を取り戻すことを知り、あえて危険な道を歩んでいくという超Sライクな作品(;^_^A
この澤田謙也さんって「ストリート・ファイター2実写版」の人ですよね。しかもスー・チーの「ホークB計画」の人だ!とあとで気づく…。アクションも出来てそれなりのマスクでかっこいい。しかしいかんせんかな身長でどうしても見劣りしてしまいます、残念。
どうせならもっと究極の刺激を求めていってもよかったかもしれません。「SAW」シリーズに感じる「もうやめてくれ〜」感が中途半端だったようです。それゆえに作品の完成度もいまいちでした。
でもVシネマのこういうジャンルが好きな方にはぜひお薦めします。
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アクション
ブレイキング・ニュース

0513[香港]★5/ジョニー・トー監督 ニック・チョン サイモン・ヤム
冒頭の銃撃戦はその凄さとかっこよさからも、さすが肉弾アクションOKの香港映画!って感じでワクワクしました。
そこでこともあろうに、強盗団のひとりに撃たれそうになる、ある警官が強盗に命乞いしているのを、またもこともあろうにたまたま居合わせたテレビクルーが撮影してしまい、こともあろうに強盗団には逃げられ、こともあろうにその警官の醜態をテレビでオンエアされて非難囂々、香港警察の信頼や威厳は失墜します。
そこで登場するのが、ケリー・チャン演じる敏腕指揮官レベッカ。今度はそのメディアを利用して、強盗団逮捕までをテレビ中継するという策に出ます。香港市民がテレビに釘付けになる中、警察vs強盗団の壮絶なバトルがぁぁあああ。
確かにこれまでにないいいアイディアで、作品もアクションありドラマあり、サスペンスありでおもしろいです。
ただ強盗団がマンションに立てこもり、そこから脱出するまでのシーンでトーンダウンしてしまいます。そしてその脱出方法も…あまりにも緩く、観ていて「そんな馬鹿な」って思っちゃいました。でも、日本でも「そんな馬鹿な」っていう犯人取り逃がし事件も多々ありますので、そういうこともありかな?とも思いますが、ここでいままでのハラハラ感がいっきに無くなってしまいました。。
ケリー・チャンは相変わらず美人ですね。私は彼女には意外や意外の犯人役、それもサイコな犯人をやって欲しいとつねづね思っています。でも最近あまり活躍を聞きませんね、どうしたんだろう?
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アクション
ツイン・ショット

0512[香港]★4/ダニー・パン監督 ウォン・ジーワー ケニー・ビー
両親の離婚で別々に育てられたマンとキット(確かこんな名前)の双子の兄弟(イーキン・チェンの一人二役)は、20数年ぶりに香港で再会しますが、事故を起こした兄に代わり、マンは兄の恋人ジェーン(ツインズのシャーリーン・チョイ)とローンの契約にタイに向かうことに。 キットは闇の社会を牛耳るキングから多額の借金をしていたのです。しかし、ローン契約を銀行に断られ結局キング一味に追われることに…
まあB級アクションにありがちな内容と展開ですが、弟のマンはファッションデザイナーでゲイなんです。ですから、事故で入院した兄をそうとは知らずに看病に来る彼女ならぬ彼氏、しかも現職の刑事。最初は拒否していた兄も徐々に情が沸いてきたり、逆にゲイのマンはジェーンと行動を共にしていくうちに多少なりとも気持ちに変化が出て来る辺りで、よくある展開にひと味加えています。
それにしても昔からある香港特有のくだらないギャグも健在で、間違えてオヤブンの指を切っちゃったり、サウナでフルチンのために追えなかったり、ただ殺せばいいのに多すぎるぐらいの爆弾を仕掛け、結局自分が犠牲に…。しょうもな(;^_^A
TWINSのシャーリーン・チョイでは恋人役には若いし、どうかなと思っていましたが、観ているうちにだんだんなじんでしまいました。
オープニングは写真のスライドショーで始まるのですが、最初はわかりにくいですが、本作を観終わってからもう一度見るとよくわかるかも。
宣伝コピーの「香港VSタイ!史上最大の抗争勃発!」はまるでウソ!誇大広告もいいとこです。こういうのって本当に腹が立つ(-_-#)
ツインローズ

0511[香港]★5/ジリアン・チョン イーキン・チェン テレサ・モウ
ドニー・イエン監督作品。香港のアイドルグループ・Twins(ツインズ)主演の映画なので、結局アイドル映画かと思いがちですが…まあそうです(なんのこっちゃ!)
内容は、自分を宇宙人だと信じている女の子サンディ(シャーリーン)と、天才だけどフルネームを呼ばれると凶暴化しちゃうロウ(ジリアン)は、ある日同時に見つけたバイトの張り紙先の怪しげな屋敷に向かう。その雇い主は伝説の正義のヒロイン・黒薔薇だった。そして昔黒薔薇の弟子でいまはアイビー一派を名乗り好き放題やっている連中を懲らしめるため、ふたりは黒腹から酔拳や蛇拳などの厳しい修行をうけ、アイビー一派と戦うことに…。そこに女だけでは映画的に足りないのか、イーキン・チェン扮するローも味方に加わってコメディーアクションが展開します。
前から言っているように香港はアイドルであってもちゃんとアクションはできますし、結構危ないシーンでもきちんと自分でやっています。日本のフニャフニャアクションとは段違いです。しかも脇を固める人たちは更にちゃんと出来る人たちですし、なんと言ってもドニー・イエン監督ですから、手抜きは許されません^^だからいくらアイドル映画とは言ってもちゃんと観るに耐えうる作品になっています。とは言ってもやはり彼女たちのPR的作品でもあるので、彼女たちに好感が持てない人には駄作になるかもしれません。
まあそんな作品ですから緩い目で観て、楽しめればそれでいいかなと思います。
Twinsのシャーリーン・チョイ(画像左)は我がマドンナ、スー・チーに似ている所があり、結構好きです (≧∇≦)
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